パーツのスペック TVキャプチャカード

デスクトップ編

■ TVキャプチャカード

方式説明

ハードウエア
エンコードカードの専用チップでエンコード（画像データ圧縮）、
デコード（画像データ伸張）

ソフトウエア
エンコードパソコンの「CPU」でエンコード（画像データ圧縮）、
デコード（画像データ伸張）

ビデオキャプチャカード、TVチューナーカードともいいます。
TV用の信号をパソコン用に変換する処理（エンコード、デコード）方法には
「ハードウエアエンコード」、「ソフトウエアエンコード」の2種類の方式製品があります。
「ハードウエアエンコード」は「TVキャプチャカード」上の専用チップでTV信号をエンコードする方式です。
「ソフトウエアエンコード」はパソコンの「CPU」を使用してTV信号をエンコードする方式です。
「ソフトウエアエンコード」の方が価格は安いですがパソコンに余計な処理の負担がかかります。
デジタル家電に対抗するため、「直販メーカー」パソコンにも、カスタマイズの選択支にパソコンのTV機能が選択できる製品が増えました。
「PCI拡張スロット」に「TVキャプチャカード」を増設するタイプです。
後で自分で市販の製品を追加することもできます。
「直販メーカー」パソコンで選択できる「TVキャプチャカード」は「ハードウエアエンコード」方式の製品が多いようです。

TVチューナの種類説明

アナログ放送用 2011年7月に放送終了後は地上デジタル放送へ移行。

地上・BS・110度CSデジタル放送用デジタル放送を受信するための専用「B-CAS」カードが必要。
一部有料コンテンツ有り。

地上デジタル放送専用デジタル放送を受信するための専用「B-CAS」カードが必要。放送内容はアナログ放送と同じ。無料放送（NHKは有料）

ワンセグ PDA、携帯電話などの移動体向けの地上デジタル放送。

アナログ放送の終了アナウンスの周知が進んだせいか、ダブルチューナーもアナログ、デジタル搭載型が増えています。２番組録画できるアナログダブルチューナーは少なくなっています。
デジタルチューナーも「地デジ」と呼ばれる「地上デジタル放送専用」と「デジタルハイビジョン」と呼ばれる「地上・BS・110度CSデジタル放送用」の2種類があります。「地デジ」も「デジタルハイビジョン」専用のデジタル対応アンテナが必要です。
ワンセグチューナーはモバイルノートPCに採用モデルがあります。

POINT

あとから「TVキャプチャカード」を増設したい場合、「PCケース」が「省スペース型」の場合「ハードウエアエンコード」方式の「TVキャプチャカード」はサイズ的にケースに入らない場合があります。
「ソフトウエアエンコード」製品に多い「ロープロファイル」製品しか選べないことがあります。高性能の「TVキャプチャカード」は基板が二段構えで高さのある製品もあり、残りの「PCI拡張スロット」がふさがって使用できない場合もあります。

高画質を追求するなら「ゴーストリデューサー」、「ノイズリダクション」、「3次元Y/C分離」機能搭載製品を。
裏番組を録画したかったら「ダブルチューナー」機能搭載製品をおすすめします。

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